【ワッショイ! その6】目の前の不満は宝の山
就職活動中の学生さんと話していると「やりたいことが見つからない」とよく言われます。
そして学生さんだけでなく社会人になってからも、やりたいことが見つからない人はいます。
そんな学生さんの皆さんにやりたい事をみつける発想法をお伝えいたします。それは『最近の自分が不満に思ったことを列挙する』です。例えば、
(A)「昨日行ったレストランのサービスが悪かった」
(B)「昨日お店で見つけた洋服を買おうとしたら、店員から在庫がなく他店はわからないと言われた」などなど。
日々の不満なら簡単に挙げられますよね。
この不満が、将来やりたいことを見つける上でとても大きなヒントになります。
自分が感じている不満は他にも多くの人が同じ不満を感じている可能性があります。自分が思っている不満とはただの不満ではなく、社会が抱えている解決すべき課題なのかもしれない。
そう考えると、段々と自分のやりたい事(やるべき事)が見えてきますよね。では先ほど挙げた不満例(A)をやりたい事(やるべき事)に変えてみましょう。
(A)「昨日行ったレストランのサービスが悪かった」
→もっといい接客だったら、よりお客さんがはいるだろうに。 どうしたら、もっといいサービスを提供できるだろうか。どんなサービスだったら、自分は不満を感じないだろうか。
このように不満や愚痴の後に、『どうしたら、解決できるだろうか』とつなげることがポイントです。
やりたいことが壮大な夢じゃなくたっていいんです。
目の前にある小さな不満をただの不満にせず、視点を変えて向き合うことで将来が拓けます。
自分の不満を解消できて、なおかつ周囲から感謝され、更にお金まで頂けたら、ハッピーですよね。
自分の心の不満に素直に耳を傾けてやるべき事を見つけましょう。