NERVをコンサルしてみた その3 赤木リツコの場合

今回は、赤木リツコ博士に登場いただきます。

NERVによって選ばれたフォース・チルドレン 鈴原トウジが校長室に呼ばれ、

赤木リツコ博士がトウジが挨拶するシーンです。

赤木博士はソファに座ったまま、目線だけトウジに向けて片手で名刺をトウジに渡します。

しかも名刺の向きは自分向き。

これでは、初めて会う相手の信用を得ることが出来ません。

赤木博士は、これからトウジにエヴァンゲリオンのパイロットになるよう要請するのです。

パイロットになるということは使徒と戦って、即死する可能性があります。

そして、トウジはその要請を断る権利があります。

よっぽど強力な交渉材料がなければ、トウジの同意は得られません。

物語の中では、NERVがトウジの妹(怪我で入院中)を設備の良い病院に転院させることを条件にトウジの承諾をえますが、、

赤木博士の挨拶は全く効果的ではありません。

交渉の場では、相手の信用を得ることが何よりも重要です。

2300年前の哲学者であるアリストテレスは著書「弁術論」の中で、以下のように相手を説得する3要素を論じています。

  • logos(ロゴス、言論) – 理屈による説得。
  • pathos(パトス、感情)- 聞き手の感情への訴えかけによる説得。
  • ethos(エートス、人柄)- 話し手の人柄による説得。

赤木博士の雑な挨拶によって感情と人柄が使えず、言論だけでトウジを説得します。

赤木博士のロジカルな性格をよく表していますが、決して真似してはいけません。

ビジネスにおいては、相手が自分の人柄を信用し、輝かしい未来に感情が動いて、初めて言論が相手の腹に落ちます。

挨拶は、相手の信用を得る第一歩です。

特にこれからのコロナ時代は、対面で会うチャンスは、貴重です。

少ない対面のチャンスを最大限活かすために、最初の挨拶(第一印象)をアップグレードしましょう。

あなたは、自分の価値を上げる為に、どんな挨拶をしますか?

この問いに毎日1回向かい合うだけで成果が変わります。