NERVをコンサルしてみた その4 伊吹マヤの場合
今日は、伊吹マヤ二尉に対して、コンサルティングします。
場面は、フィフス・チルドレンである渚カヲルが初めてシンクロテストを行ったときです。

リツコ「なんてこと、ほんの試しにシンクロテストを受けさせただけなのに。まさか、コアの書き換えなしに弐号機をシンクロするなんて」
マヤ「でも、信じられません!いえ、システム上ありえません」
ミサト「でもこれは事実なのよ。まずは事実を受け止めてから、原因を探ってみて」
マヤは、自分の想定外の事象を目の当たりにして、思考停止しています。
「ありえない」という言葉は、事実を受け止めない脳をつくります。
この会話をビジネスに置き換えてみましょう。
クライアントに納品した製品に想定外の不具合が発生し、クライアントに訪問します。
自社社員が「信じられません!いえ、システム上ありえません」と言ったら、
クライアントは何と思うでしょうか?
「この会社とは仕事できない」
私ならそう思います。
仕事に関わらず日常会話の中でも「ありえない」を連発する人がいます。
私は「ありえない」を聞くと「この人は思考停止してる」と思います。
「ありえない」はチャンスを逃す言葉です。
仕事中に想定外のことが発生したら、まずこう言ってください。
「面白いことが起きたね。どうしたら、起きてることを理解できるかな?」
あなたがこう言うだけで、チームは想定外のことに一歩向き合うことができます。