「Don’t think! Just do!」
映画「トップガン マーヴェリック」をご覧になったでしょうか。
(注意:少しネタバレあります)
前作から30年以上の時を経て、トム・クルーズが体当たりの演技しているだけでも感動的ですが、そのストーリーも更に面白い。示唆に富んだセリフがたくさんありました。
劇中でトム・クルーズ演じるマーベリックがルースターに何度も言うセリフがあります。
「Don’t think! Just do!」(考えるな!行動しろ!)
30年前に不慮の事故でなくなった盟友グースの一人息子ルースターは、大事な場面で消極的な行動をします。
そのグースに対して、教官であるマーベリックは先程のセリフを何度も言うのです。
また、マーヴェリックが教官として12人のトップガン訓練生の前に現れた際にも似たようなメッセージを放ちます。
戦闘機F-18の戦技マニュアルをゴミ箱に捨てるシーンです。
「こんなマニュアルは敵も当然知ってる。だが敵は君らの限界を知らない。君等の実力をみたい。」
この2つのセリフから私が受け取ったメッセージはこうです。
「知識を詰め込んで、頭の中で考えていても意味はない。行動して限界を超えろ」
これは一般社会でビジネスをしている私達にも当てはまるのではないでしょうか。
知識情報を得るための研修は、世の中に無数に用意されています。
しかし、知識情報を蓄えてどの程度業績に影響を与えたでしょうか?
知らなかったことを知ったら確かに「ほー、そうなんだ」と思います。
では、研修の翌日に実務の中でその知識情報はどの程度活かされるのか?
多くの場合は、活かされることなく一昨日の業務の続きが始まります。
これでは業績が変わるはずもありません。
大切なことは「実践して体得すること」
つまり「Just do!」です。
先に行動し、行動の中から自分が体感して、経験を積むのです。
それが訓練(トレーニング)です。
戦闘機の操縦やスポーツだけでなく、ビジネスやマネジメントにおいても訓練(トレーニング)は大切です。
皆さんの職場では、どんなトレーニングをしていますか?
職場の仲間とビジネスのトレーニングについて会話してみたら、新たな発見があるかもしれません。
「Don’t think! Just do!」(考えるな!行動しろ!)